YNAK シームテープ テント ザック タープ シート 補修 リペア 防水 対策 厚地用 透明 特殊厚0.15mmテープ 幅20mm×30m or 50m 幅25mm×20m or 40m 幅35mm×20m or 50mm

厚手生地用のPVC+PU製の特殊厚透明シームテープ。テント裏地やザック、タープ、シートなどのPUコーティング/PVCコーティング面に融着。メンテナンス、補修および縫い目からの雨漏り防止、防水対策にご使用戴けます。

シームテープは基本的に厚い生地には厚いテープ、薄い生地には薄いテープを使用します。表面が布地の3レイヤーシームテープを除く、テント用の透明フィルムタイプ(PVC+PU製)シームテープの中で、通常厚0.10mm, 極厚0.18mm,本製品特殊厚シームテープが0.15mmで、中間厚のテープとなります。

※製造ロットや商品ごとに若干の厚みの違いがあります。

※注意：このテープはテント裏地などのPUコーティング/PVCコーティングに適し、ご使用戴けます。(TPUラミネート生地にはご使用いただけません。)

TPUラミネートはストレッチがきく2レイヤーレインウエアによく使用されます。(TPUはゴム状の弾力がある為)

本製品透明シームテープは、硬めで水や空気を通さない素材PVCが入っている為、テント等に適し、ストレッチ2レイヤーウエアには適していません。ストレッチ2レイヤーウエアにはメンブレンシームテープが適しています。

3レイヤーレインウェアはトリコットテープ、エラスティックテープ、シフォンテープ、2レイヤー又は2.5レイヤーレインウェアは2.5レイヤー専用テープをご使用ください。

お持ちのアウトドアギアの状態は万全ですか？テントから水がしみてきたりしていませんか？梅雨の時期や雨が多い季節、雨漏りは避けたいですね。加水分解により、テープが白く浮いたり、茶色く劣化しているかもしれません。シームテープはテントやタープ本体より劣化が早いです。シームテープで貼り替え補修して快適に使いましょう。

※加水分解…ポリウレタン樹脂が湿度の高い環境や水分に化学反応を起こし、表面がボロボロになっていく特性。

裏表を間違えないようにザラついている面を上に、ツルっとした面を下に、当て布を当ててアイロンはドライ設定、中温(10-15秒目安)で作業をしてください。

【使用方法】

1.油分などの汚れ、水分、砂や糸くずなどが入り込んでいると接着力が弱まります。熱圧着前にきれいに拭き、加工する部分を乾燥させてください。

（テープの角を丸く切ると剥がれにくくなります。）

2.生地をアイロン台の上に広げて、縫い目と生地の合わせ目を覆うようにテープを乗せてください。

3.シームテープの上にハンカチなどの薄手の布を当てて、テープがずれないよう、アイロンで押さえてください。

4.裏表を間違えないようにザラついている面を上に、ツルっとした面を下に、当て布を当てアイロンはドライ設定、中温程(10-15秒目安)で作業をしてください。

※アイロンの温度

化繊：低温(約)120 度

綿：低温(約)160 度

シームテープのつきが悪い場合、温度を少しずつ上げてください。

5.シームテープの色が透明になったことを確認しながら作業を繰り返し、最後にテープをカットしてください。冷める時に接着が強まります。

※熱圧着後、熱が冷めた後でも、一旦接着したように見えてテープが剥がれる場合、アイロンの温度が低く接着できていなかった可能性があります。しっかり接着すると透明になりテープの脇から糊がはみ出ます。接着できていなかった場合、テープが白く濁った感じになっています。当て布の厚さや、圧着力、それぞれ作業環境が違う為、時間温度調整等をよろしくお願いいたします。

※本製品特殊厚透明シームテープはテント裏地ツルっとしたPU/PVCコーティング生地に適し、ご使用戴けます。※注意：下画像の左上のような所には接着できない場合があります。

レインウェアの表面の様な質感、撥水加工がされている生地面には、接着することができません。 お手持ちのテント裏地がPU/PVCコーティングされている生地か、メーカー型番などでお確かめをお願いいたします。

注：加工する生地やシームテープに直にアイロンが当たらないようにしてください。生地が焼けたり、シームテープが溶ける可能性があります。

注 : PE（ポリエチレン）製クロスへの加工は避けてください。熱により生地が溶けるなどの可能性があります。(レジャーシート、ブルーシートなど)

注：撥水加工されたテント表面や、シリコン系などの撥水剤、潤滑剤を塗布した生地には接着することができません。虫除けスプレー後の生地に接着できない場合があります。インク刺繍部分はアイロンがけを避けてください。

※日の当たらない涼しい場所に保管してください。

補修されたい生地に貼り付けが可能かの目安

■上画像の左上(ザック)などの様な箇所は接着が出来ません。補修されたい生地をご確認いただき、実際に以前シームテープが貼られていた箇所や、他箇所の同素材,材質シームテープが貼られていた痕跡がある場合には、生地コーティングの強い劣化、撥水処理をされていなければ接着できる可能性が高いです。

■上画像の左上(例..ザック)の様な素材,材質には接着が出来ません。補修されたい生地の表生地には撥水処理がされているものが多く、インナー側であっても、撥水処理がされている表生地がインナー側に折り返されている、表生地と同素材,材質部分には接着ができない場合が多いです。

シームテープは基本的に、縫い目の上から接着して穴からの水の侵入の保護や補強、ピンホールの補修。

■裏地トリコットなどの3レイヤーレインウェアには、接着不良、適していません。

■補修されたい生地の縫製が取れてしまい、生地が取れてしまっているものに関して、シームテープの接着のみで、取れてしまっている生地を接着するのは推奨いたしかねます。

市販のテントに使われているシームテープの厚さについて

インナーテントウォールやボトム、フライシートのPUコーティングなどされている厚さ0.10mm程度の生地なら、厚さ0.08mm位のシームテープがよく貼られています。

PUコーティングなどされているポリエステルオックスフォード生地など厚さ0.20mmを超えるようなインナーボトムなど厚手の生地の場合には、0.10mm厚や0.15mm厚などのシームテープが貼られていることがあります。インナーテントでもウォールとボトム、生地によりシームテープの厚さを分けて使用しているものもあります。(お手持ちの生地の厚みをご確認されたい場合には、計測器が必要です。)

市販のテントに使われているシームテープは柔らかく若干弾力があるフィルムの様なテープで、YNAKで販売されている本製品PU+PVC製のシームテープ(硬い材質PVCの為、ゴワ付き)とは少し質感が違います。ご了承の上ご検討ください。

注意：幕体（テントの布地）のPU/PVCコーティングの劣化や、重曹などに漬けてPU/PVCコーティングが剥がれてしまっている物、目止め剤処理済みの幕体にはシームテープが貼れないことがあります。シリコンコーティングされている面には貼ることができません。

PVC+PU製シームテープ、防水で、熱が加わることによって貼りつけられるテープです。

アイロンで簡単に貼りつけられ、なおかつしっかり貼りついてはがれにくいです。

※本製品特殊厚透明シームテープは画像にあるようなテント裏地ツルっとしたPU/PVCコーティング生地に適し、ご使用戴けます。

レインウエア使用に適しているテープ＜＜ TPUやPUのみで出来ている若干柔軟なシームテープ、＜ 3レイヤーレインウエアはトリコットテープ、エラスティックテープ、シフォンテープ＜ 2レイヤーレインウエアはメンブレンシームテープ＜ 2.5レイヤーレインウェアは2.5レイヤーシームテープが適しています。

※特殊厚0.15mm透明シームテープの使用中動画を商品名部分リンク先よりご参照いただけます。

●YNAK 商標登録第6296301号